本当に医療や医学などやってる方にしてみれば、基本の基本になるところだと思いますが、
そこ、私、お恥ずかしながら看護師として勤務していた時は専門の分野でもなく、解剖生理や生理学で学んだり実習で肝臓関係の患者さんに出会っても、それを普通の生活の中でくらしと結びつけて考えることができてませんでした。
なので、私が栄養をかじりはじめ、臨床栄養医学指導士を学び始めて最初の講義のあたりで、そうか!!そういうことだったのか!!と一人むかし看護学校で習ったこととつながっていきました。
からだにもともと、とても優秀な機能備わってるんですよ。
それ、みんな知ってるし、なんなら、そのためにたくさん色んなことがはやってます。
でも、ここの知識があるとないではアプローチが変わってくるし、違ってくるのではないかと思うので今日はその大切な解毒機能についてです。
今、やってるデトックスの療法や食事のやりかたは、
あなたのからだに合ってますか?
ほんとこれって、長年続けているならば大切なところです。
それくらい今日は大切なことを書いていきたいと思います。
16時間ファスティングとか、断食とか、色々ありますよね。
これを食べたらとか、・・・解毒するとか、。
もちろん、エネルギーが身体に満たされていたらだと今は感じています。
この時のエネルギーはATPという、食べた物を細胞がエネルギーとして使える状態になったもののことです。
このATP。
めちゃくちゃ大切。
からだは、すべて、エネルギーをもとに動いている。
それは、常に膨大な量のエネルギーを作りだし、いのちの活動を行うためにエネルギー源にしている。
そのエネルギーは食べた物で作られます。
不食の方もいらっしゃいますが、ここでは、大多数の方のエネルギーの補給法について書いていきますね。
エネルギーを生み出し、それを構成してるものとして、わかりやすく例えれば、大きな単位から小さな単位にもっていけば、
からだ➡各臓器➡筋肉、骨、皮膚など➡細胞➡ミトコンドリア
というふうになっていきます。
この小さな単位
『ミトコンドリア』の中でうまくエネルギーが作れない状態が続くことが色んな身体への影響を及ぼします。
たとえば、うまくミトコンドリアでのエネルギー産生が
なんらかの理由で偏れば、次に構成している細胞が負担かかり、
それが長ければ、なにかしら支障がきて、そして、構造が壊れていく。
じゃ、どうしたら?うまくミトコンドリアでエネルギーがつくれるのか?
となると、
たぶん、ミトコンドリアを活性化させるために、飢餓状態をつくるファスティングや運動などあるんです。が、そもそも、その人の状態がどんな状態の土台であるのか?ってとても大切だと思っています。
私結構、長いこと知らないうちにファスティングのような状態やってしまっていました。
そう、私、筋肉もなしの小さいころからカロリーも足りてなかった甲状腺機能ばりばり低下していた大人女子。
そんな状態でやったとしてもマイナスでしかないし、きつい状態をさらにつくる。
何をするにしても、やはり、見落としがちな
『普段の食事』
ここが大切だとしみじみ思います。
そう、この食べ物から作られるエネルギーによって、いろんなからだの働きに繋がります。
ざーっと書き出すと、
・身体の一部を合成する
・食べ物を消化吸収する
・頭(脳)を使う
・筋肉を動かす
・有害物質を解毒する
・電解質のバランスを維持する
・動くこと、暑さ、寒さ、ストレスへの対応、などなど
こんなにすべてがエネルギー依存なんです。
じゃ、エネルギーが思うようにつくれなくなると(代謝がうまく回ってない状態)どうなるのか?ってところなんですが。
エネルギー不足状態とは、
身体の具体的な症状としては・・・。
◎低体温(冷え取り一生懸命やってました。)
◎低血圧(若い時からそうだったから、あまり症状ととらえてなかった私)
◎睡眠の質・量(小さいころから短時間睡眠。これは、記憶に結び付く)
◎むくみ
◎貧血(極度の貧血で病院のお世話にも)
◎パフォーマンスが低い(身体を動かすことが学生の頃から苦手。)
◎低血糖症状(眠気、疲れ、だるさ、集中力低下などの脳のエネルギー不足症状)(➡まさに昔の私)
などがあったりします。
私自身、まさにこのからだの状態を感じながら育ってるので、身体を動かすようなスポーツはずっと苦手でした。
子供のころから苦手なのは、すでにその時のエネルギー不足が大きかったのだと今なら考察できるのですが。
なので、食事をすこしずつ変えていくことによって変わったのが、うちは子供の活動の変化です。
活動の変化とともに、性格がされにひらかれた感じになって、
私自身は、この経験から、自分のからだにあった活動量を人は無意識のうちに選んでるのではないか?と思うようになったのです。
わざわざ、自分で自分のカラダがきついことを選ばないと思うのですよ。
すると、そこから生まれる人との関係性も変わっていくし。
なので、今思っている自分や目の前の家族、友人も、もしかしたら、食事量や質によって、違った面をみせてくれるのではないか?と今は食に関して感じてることではあります。
もちろん、これからも、食の講座や個人セッションを通して出会った方によってより多くの個人差をみていくのだろうとは思いますが、やはり、食べて消化吸収まで行える身体になっていけば、より動きやすく、そして、心の面もかわっていくのだろうと感じています。
エネルギー不足により
ここを改善するべく手っ取り早く対症療法的に取り組めるのが、
やはり普段の食事なんです。
いくらでも食事を変えていくことによって少しずつ変化していくなーというのをここ数年で実感しています。
活動量に合わせて食事量や質を変えることってほんと大切で、わかりやすくいえば、
風邪で消化吸収がうまくいかないようなときに、なかなかステーキ食べようとは思いませんよね?
なるべく、のど越しよく、食べやすいものを選ぶと思うし子どもならなおさら、食べないと思います。
この当たり前の状態を作ってることが、
自分の天然の持ってる肝臓の機能を活かすことになるんです。
が、デトックスが、はやるけど、
そればかりやってることが本当にからだにとっていいのか?
は人それぞれだねーと感じてます。
カロリー数が足りないことによっておこることも関係してくるので書いときます。
そもそものカロリーが足りないことがエネルギー不足を招きます。
それは、上記にかいた、からだの症状です。
そしてそれは肝臓においてのお話をここから書きます。
エネルギー不足が続くとして、(ハードなスポーツをやってる時も同じです。)
食べない状況が続けば、エネルギーはもちろん足りません。
でも、活動はしたい。(頭ではあれもこれも、計画してる)
でも身体がついていかない(エネルギーが不足してる)
すると、筋肉や肝臓にストックしているものをエネルギーに変換してエネルギーをつくりだします。
これを糖新生といいます。
まさに、食べ物で入ってこないから、からだをアンパンマンのようにくずしながら、エネルギーをつくっている状態です。
この状態が続けば、肝臓や筋肉を使いつづけ、そのうち疲弊してしまいます。
そう、エネルギー不足状態が続けば続くほど、思いもしない結果につながることもあります。
ひどくなれば、カラダは代謝をさげてしまうので、甲状腺機能を低下させてしまいます。
アスリートやスポーツやってる方はもしかしたら、イメージつきやすいかもしれませんね。筋肉って大切ですよね。
常に走り続けるサッカー。
うちの子もサッカーチームには入らなくても、毎日チームに入らない子たちとサッカーや野球しまくってますが、いったん学校から帰って、おやつとして、補食のものをがっつり食べてもらい、その後チャリンコこいで、現場で遊ぶ(笑)
そのエネルギーを一瞬のうちに食べてもらいって結構すごい。
でも、そこで、つぎのエネルギー補充になる。
あんぱんまんのように自分のカラダをエネルギー源にすることもできる。
楽しいし遊びたいから。
でも、帰ってきた後の疲労感がはんぱないなー機嫌も疲れてるから悪い。
エネルギー不足を起こすくらいなら、ほんと補食としてなにかを身体に入れた方がいいなーと思うし、うちは、その時、場合によってはジュースも飲ませたりもします。
だって、ずっと走ってるから…。
だから、ジュースを悪にする必要もないし、必要な時に必要な形で摂れる形の方がいいといつも感じてるので、。
昔は絶対やらなかったけどね。オーガニックやいろんなことにこだわってる時期だったら、まったくそんな発想を持てなかった。
でも、今は、違った選択肢もいれることができるようになった。
それがからだの仕組みを知るということ。
天然の肝臓というデトックス機能。
これを使うも使わないも、エネルギー不足を起こさない食べ方をふだんしているかどうか。
ぜひ、エネルギー不足がある方は参考までに。
そして、人は一気に食べれるようになるわけでないことをご理解いただきたい。
朝食べることに慣れてなかった人が一気に普通の食をしたところで、その時間に消化酵素を出してなかったんだから、一気に食を正そうとしても、もちろん、無理。
なにかしらの症状を出すので、かえってすぐに元に戻そうなんて難しいのが現状。
今日も長い記事お読みいただきありがとうございます💗
何かの参考になれば・・・。
yomogi
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